ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(161)再び旧市街へ。

ホテルの近くのバールで一休みし、旧市街へ出ることにした。
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朝バスに乗ったので、行き方は分かる。
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飲み屋街へ行く途中、中央広場を横切って向かう。
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この辺りは中々シックな建物が多い。
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広場は昼間ほどではないが、まだまだ人は多い。
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ホテルの外に出ると夕方なのに陽が高い。6月の北半球は昼間の時間が最も長く、南欧スペインとは言え、ここパンプローナは東京よりも緯度は高いのだ。東京でも6月は7時過ぎまで明るいが、ここでは8時過ぎ、9時過ぎまで外は明るい。ホテルのある1本横の通りにバールがあって、取り敢えずはビールを飲むが、こんな明るいのなら、もう一度旧市街に行ってみよう。日中見た闘牛場近くのバール街で、ヘミングウエイが夜を明かして飲み騒いだであろうどこかのバールで、1杯だけビールを飲んでみよう。旧市街へのバス便は分かっている。ホテル傍のバールでのビールをそそくさと飲み干し、早速バスに乗って旧市街に向かった。

ナバラ王国中央広場は昼間よりは人の数は減ってはいるが、まだ相変わらずかなりの人が広場内を右往左往している。近くの住民と言うよりも、この町へやってきた観光客なのだろう。今日の巡礼の旅を終え、シャワーを浴びて着替えをし、広場に繰り出しているのかも知れない。広場に面して3-4軒大きなバールがあるが、そのどこも客で一杯だ。皆観光客気分で楽しそうに飲み食いしている。こういう時は、一人旅は淋しい。仲間がいれば、一緒に店に入って奇声の一つや二つ上げたい処だが、一人では入って行くのも憚れる。

広場には幾つかの彫刻が飾られている。この町の著名人、Foundaror、王族なのだろう。その中の一つにロヨラの像があった。San Ignacio Loyola、20-V-1521、と刻印されている。ロヨラはザビエルと同じバスクの出身。イエズス会創始者で、この町の誇りだろう。では、ザビエルの像もあるんかと、幾つかを当たってみたが、ザビエル像は見当たらなかった。ザビエルは海外、極東の地で活躍し、マカオで没し、お墓はゴアにあるから、パンプローナの人々にとっては、馴染みが薄いのかも知れない。

さて周辺をぶらつきながら飲み屋街に行ってみようか・・。まだ暗くはなっていないが・・。



市民よりは観光客が大半だろう。
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広場を取り巻く大型バールはどこも満員だ。
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広場内には幾つかの像がある。
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誰か聖人のようだが・・。プレートを見てみよう。
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ああ、San Ignacio Loyola ! 彼も又この町の出身者だ。
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午前中の牛追いの像も見事だったが、このロヨラの最期の像も芸術的だ。
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