ちゃおチャオブログ

日々の連続

イギリスの3日間(7)ヴィクトリア女王記念塔周辺。

バッキンガム宮殿の正面には立派な記念塔が建っている。
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19世紀、世界に君臨した大英帝国の女王陛下、ヴィクトリア。
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世界の政治、経済、文明をリードしたPack’s Britanica.
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この記念塔の正面には真っすぐ並木道が伸びている。本来ならこの道を真っすぐ直進し、宮殿に来るのだ。
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この街路樹はモール(The Mall)と呼ばれ、海軍門からここまで約800m伸びている。東京で言えば神宮外苑の銀杏並木道のようだ。
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最近の日本でも外人観光客は年々倍増し、直近の数字ではもう3000万人を超える勢いだが、観光地の大御所と言ったら、パリとロンドン、NYを置いてないだろう。これ等の都市は世界中から観光客を集め、毎年6000万、7000万人以上が訪れてくる。特にロンドンは英連邦の中心地でもあり、これ等の国々からのお上り観光客が絶え間ない。今や世界の首都はNYに取って代わられたが、ロンドンは英連邦内の首都、世界的に見てもそれでもなおNYに次ぐSecond Capitalの地位にあるだろう。

その首都ロンドンの最も中心的な場所はここバッキンガム宮殿であり、ロンドン観光客には欠かせない場所である。日本で言えば丁度皇居のようなもので、東京観光の定番コースのようなものである。今回のこのトラピックス「イギリスの5日間」でも、今朝ロンドンに到着し、先ず最初にやってきたのがここバッキンガム宮殿である。午前の早い時間帯であるが、既に各国、各地からやってきた観光客で賑わっている。しかし、アジアの観光地での賑わいと違っているのは、ハトの餌売りとかアイスクリームの屋台、土産屋台、記念写真屋などがいない点で、全くすっきりした宮殿前広場となっている。

広々とした宮殿前広場のその中央に金色に輝く塔があるがそれはヴィクトリア女王記念塔だ。現女王エリザベス2世の3代前の女王で、日本で言えば明治の頃、英国はこの頃最も国力が伸張し、海外植民地も最大であった。UK,Unmited Kingdom、連合王国の偉大な女王陛下であった。人々はそれぞれ思い思いに塔の周りを歩いたり、塔をバックに写真を撮ったりしている。

そこへピシっと黒ずくめの上下を着こんだ男女数十人がやってきて、記念写真を撮っている。日本で言えば黒の学生服を着ている感じであるが、イギリス風のフロックコートで、如何にもフォーマルな感じだ。どこかの私立学校の卒業記念かも知れない。英国紳士の卵を見るような感じで、自分も密かに彼等の写真を後ろから撮影した。何か英国の一つの伝統を見る思いもした。



周りは公園になっていて、左手にはハイドパークの杜も見える。
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記念塔は精巧な彫刻で飾られている。



沢山の人が記念写真を撮っている。
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ああ、珍しい。黒ずくめの学生さんだ。
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皆、フロックコート姿で、どこかの私立学校生か・・
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