ちゃおチャオブログ

日々の連続

The Third Eye カトマンズへの道(6)雑踏の街。

漸くホテルNEHAを探し当て、取り敢えずはスイーツケースをフロントに預け、街へ出る。
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埃と雑踏の街。SUBWEYもあるが、通りには牛が堂々としている。聖なる牛。
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何だ?この人の集まりは?? 人々は何かあれば、意味もなく集まってくる。要は暇人なんだ。
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ホテルの近くの食堂に入り、取り敢えずはお昼を食べる。大きなナンとカレーだ。
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全くインドは嫌になる。着いた早々から詐欺師集団にたらい回しされ、昨日はとんでもないホテルに案内され、今日も又ツクツク代をかすめ取られたが、来たくも無い国に又来てしまった。それはネパールへ行く中継地点として已む得ない事情があったのかも知れないが、又々悪印象と憎悪に塗れたこの混沌の社会にどこともない引力も感じ、もう一度行って見るかという、漠たる気持もあったのかも知れない。

実際ネパールへはバンコク、マレーシア、シンガポール経由等幾つかのルートがあるが、敢えてデリー経由にしたというのは、5年ぶりのインドのその後の変化も見てみたい、との気持ちもあった。あ、そうそう、それに前回の旅行(2013.10.4-14の11日間)ではカメラを2台とも盗まれてしまって、スマホで何枚かの写真を撮っただけで終わってしまった残念さもあり、今回そのリベンジをしたい、との気持ちもあったかも知れない。いずれにしても前回同様、入国初っ端に再びの詐欺に遭い、リベンジどころか、返り討ちになった次第ではあったが・・。

漸く探し当てたホテルNEHA INNは、ニューデリー駅から歩いて5-6分の場所にあり、昨日はよく注意し、地図なども細心の注意を払って確認して、駅前からツクツクでやってくれば、詐欺師集団に騙されることもなかっただろう。なまじデリーを知っている、見た記憶のある駅ビルに駅前風景だ、等々の安易な気持ちがあって、彼等に乗じられたのだ。今日から「ここはインドだ」との認識を新たにして、行動しなければならない。そう気持ちを引き締め、一旦ホテルのフロントにスーツケースを預け、街に出る。

ひどい砂埃だ。道路は舗装はされているんだが、穴ぼこだらけで、補修も十分されていないので、アスファルトが剥がれた穴ぼこから土がもろに顔を出していて、乾燥した気候の中で、あちこち顔を出している乾いた土くれから車が通るたびに猛烈な砂埃を巻き上げている。これがインドだ。首都ニューデリーのしかもその玄関先ニューデリー駅からの徒歩圏内にある通りがこの状態だ。インフラがどうのこうの言う以前の問題で、5年前の状況とはさして変わりはない。これがGNPで言えば世界の10位以内に入り、間もなくイタリア、英国、フランスなどを追い抜き、20年後には多分日本も追い抜いているだろう。

さて、今日1日どこをどう回ろうか・・。明日はネパールへ行くが、今日1日は特別の予定を入れないで、何かの為のスペアデイとしてリザーブして置いた。たまたま詐欺師にたぶらかされたのは1日だけで済んだのだが、これがもしも又何かの不都合が生じれば、今日1日もそれでもって飛んでしまう。まあ、今日1日はこの周辺をぶらぶら歩き、詐欺に遭わないように気を付けよう。今回の旅行目的はインドではなく、ネパールなのだから。



部屋にはまだ入れず、又外に出かける。
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駅前の少し入った先の道路にはツクツクが屯していて、客引きがうるさい。
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ニューデリー駅前の雑踏だ。昨日はこの前の先、駅構内で、詐欺に遭った。
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駅前から続くニューデリーの銀座通り。バハールガンジー。ナイトバザールで有名だが、今は昼で通行人も少ない。
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