ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.12(日・曇)黒川前検事長、不問。

f:id:commodore:20200713113651j:plain

 

検察が身内びいきで、庁内から出た犯罪者を適正に処分しないで、その犯罪を見逃しているとすれば、国民の信を失う。総理がコロナ拡散を防止するために国民に要請した自粛要請を、どこ吹く風かと連日記者仲間と賭けマージャンにうつつを抜かしていた、検察No.2の黒川検事長。問題発覚と同時に辞職を提出、法務省は殆ど調査もしないで、早くも翌日には受理し、何のお咎めもなく退職金全額を支払った。

今回、この事件を捜査する東京地検は不起訴処分にして、この事件の幕を引こうとしている。本来、法を執行する警察官とか検察官が罪を犯せば、一般人よりも厳正な処罰が求められるのに反して、この犯罪を不問に付したのだ。

検事長の起訴、不起訴は一担当検事だけで決められることではない。地検検事正、高検検事長最高検総長、法務省、等々が衆議して決めたことだ。本来、重く罰せられるべき筈の人間を全く罰しない。既に日本の司法は曲げられていると言わざるを得ない。こういう時こそ野党は一丸になって、検察審査会に不起訴不当を訴えるべきなのだが、その動きは見られない。裏で総理が黒川の定年を延長させ、あわよくば検事総長に据えようとした筋書きは、堕落した本人自身のチョンボによって、水泡に帰したが、この問題も闇のままである。松本清張が生きていれば、平成ー令和の闇と題して、総理の犯罪を暴いていくだろうが、今やれるのは文春砲しかない。誰か心ある弁護士が、日本のこの闇を開いてくれないか。日本がどんどん腐っていく。

 

f:id:commodore:20200713113831j:plain