大学を卒業して50年。学校及び後援会から案内状が届く。卒業して半世紀が経ったのだ。大学は現役で入ったが、2年間外国旅行をしていたので、卒業までには6年かかった。卒業後、寄付は定額を行っているが、別に社会的に自慢できるようなステータスもなく、出席の返事は出していない。卒業生同士が連絡を取り合うこともない。もう人生の先行きは長くはない。皆に誇れる人生でもなかった。
2年ぶりのダービー、2018年生まれ、3歳馬7398頭の頂点に立ったのは、福永騎乗の4番人気、シャフリヤール。1番人気、エフフォーリアとは、写真判定の鼻の差。4戦全勝、無敗で臨んだエフフォーリア、22歳の横山騎手が父親の騎乗するレッドジェネシスとの親子対決となったが、残念ながら2着に終わった。2番人気、ルメール騎手の牝馬サトノレイナス、14年ぶりの牝馬優勝を狙ったが、後半で遅れてしまった。
僅かに2分数十秒の戦いであったが、シャフリヤールの最後の100mの差し脚が素晴らしかった。
午前中晴れていた天気も午後曇り出し、夕方には雷雨。それが通り過ぎると又晴れてきた。目まぐるしく変わった今日の天気。