ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.27(水・曇晴れ)お粗末な行政の数々の対応。知床遭難、美咲ちゃん事故、山口阿武町振り込みミス。

 

知床沖26人遭難死亡事故は、明らかに業者側の判断間違いであり、欲の皮に突っ張られた観光船社長の荒海に出航した責任は重大であり、結果からすれば犯罪行為でもある。刑事事件として厳しく問われなければならない。それは当然のことだが、救助する側には全く問題はなかったのか? 救難ヘリが現場海域に着くまでに3時間も掛かったというのは、余りにもお粗末だ。海水温5度程度の海に投げ出されたら、5分も持たないと言われ、ヘリが2時間早く、1時間で来たとしても、結果は同じだったかも知れない。しかし、最初の通報から1時間以上は船は海上にあった。その間に海保のヘリは来れなかったとしても、ここは国境に近い半島だ。付近を巡回中の海自なり、空自、緊急対応が可能な国の機関もあったかと思う。緊急時に際し、対応を海保だけに任せておいたのは、人命救助の観点から言って容認できない。即ち、人命救助に関しての横の繋がり、ネットワークが全く存在していなかった。国は改めてこうした救助方法に関してのネットワーク造り、横の連携を構築すべきだ。最初の通報から1時間以内に、これ等の公船、乃至ヘリ航空機が現場に到着していれば、救助ブイの投下、ロープによる引き上げ、等々、何らかの人命救助が可能だったのでは、と想像したくなる。

 

次に山梨道志川の美咲ちゃん事件。昨日行方不明になった現場から600m付近の林の中で、幼い人骨が発見されたという。間違いなく美咲ちゃんだろう。僅か600mの付近で倒れ、亡くなっていたとは! 県警は一体どこを捜査していたのか、と言いたい。大勢の警察官を投入し、川さらいを何回も行い、ダムの底まで潜って捜査した。直ぐ足元の600m地点はエアーポケットになっていた。そこには当然警察犬も投入され、美咲ちゃんの匂いを辿ったであろうが、全く役に立たなかった。こんな時、大分の尾畑さんでも駆けつけてくれていたら、足跡、人跡でもって、美咲ちゃんが林の中に迷い込んで行ったのは容易に判断できただろう。警察にそうした能力を持つ、有能な警察官がいなかったとすれば、威信などかなぐり捨て、大分から尾畑に来てもらって、捜索に参加させるべきだった。行方不明はその日の内に判明した。当日中、遅くも翌日には発見できれば、美咲ちゃんも死なずに済んだかも知れない。お粗末な警察の捜査で、一人の少女の命を失うことになった。子供の足だから、迷い込む範囲はたかが知れている。多数の警察官が面の捜索をしていけば、数時間内にも発見できただろう。少なくとも尾畑さんだったら可能だったかも知れない。警察は美咲ちゃん両親にお粗末さを謝罪しなければならない。

 

仰天事件が山口県の阿武町で起きた。先月持続化給付金10万円を各対象家庭に振り込むべき処、振り込みを間違えて、1軒の家庭に全家庭の合計額4600万円相当を振り込んだという。給付金支払いで、これだけ多額の振り込みをすることなど、あり得ない筈だが、町役場の担当者も、銀行振り込み担当者も誰も気が付かず、振り込んだ後から判明したという。今ではどこの銀行でも振り込め詐欺を警戒し、50万円以上の振り込みには、直ぐには応じず、あれやこれや事情を確認して、手続きするように面倒くさくなっているが、この行政の何たる杜撰なこと。チェックがどこにも働いてなく、振り込んだ後に気が付き、慌てて回収を図ったが、当の受け取った本人は、もう使ったと開き直って、返却しようとしない。この張本人が日本人なのか、三国人なのか、判然としないが、普通の国民なら、返却に応じるだろう。多少の迷惑料はせしめるとしてもだ。だが、一銭も返すつもりはないらしく、今日役場では議会に経過説明を行った。

この不当利得者があくまで突っぱねるなら、刑事、民事で、強制回収を図るべきだ。こんな人間には遠慮はいらない。役人の間違いに付け込んで、国民の税金を不当にくすねようとしている。許しがたい人物だ。こうした人物こそ、ネット等で制裁の対象にしなければならない。日本に住んでいては困るのだ。又、そうした強行手段が取れない町役場、県の対応ももどかしく、だらしない。徹底的にやるべきだ。日本がダメになったらならない。日本を崩すな!