ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.27(土・晴れ)大阪高槻保険金殺人。横浜義父母殺害と婿自殺。



 

高額保険金に絡む第2第3の三浦事件は後を絶たない。お金に目が眩んで、人を殺すことによって多額の保険金を得ようとする。人の性だ。

昨日、大阪高槻での54才女性殺人事件で、事件の半年前に養子縁組した28才の男、高井凛が逮捕される。同女には高齢の母親がいて、今介護施設に入っているが、同人はずっと独身で、大学卒業以来都銀系の会社で事務員をしていた。俗に言うキャリウーマンだ。預貯金を併せた相続財産は1億円を超え、生命保険金は1.5億円も高額契約だ。内1本は養子になる前の高井が外資系保険会社にいた頃加入したものだ。同女には子供も無く、都銀での年金もしっかりしていて、1.5億もの多額な保険に入る必要性は全く無かったのだが、高井営業マンに上手く口説かれ、加入したものだろう。

どうした経緯で独身女性と28才男が養子縁組したのか、同女が殺害された今となっては雲の中だが、それも又口先男の高井にたぶらかされのだろう。この事件の直前には、養子の解消を知人女性に相談していたというから、それを察知した高井が、解消前に殺害に及んだのだろう。

事件に疑いを持った保険会社は支払いを保留していたが、1億円の方の財産は既に相続し、高井の遊興費に使われていた。港区のタワーマンションに住んで、ランボルギーニも買っていた。ランボルは最低でも5000万円はするだろう。1.5億円の保険金を当て込んでいたのか・・。悪銭身に付かず、仮に今回成功したとしても、1.5億円など直ぐにも使い果たし、三浦同様に第2第3の事件を起こしているだろう。早い段階の今逮捕され、これ以上の犠牲者を生まなくて良かった。一人残された90過ぎの施設の母親。認知症が進んでいて、娘が殺害されてことも理解できないだろう。これも又悲劇だ。

 

今日は又横浜西区で悲惨な殺人事件が発生した。今朝早朝、同居する30歳の娘婿が66才の義父と63才の義母を包丁で殺害し、自身も隣の家屋で首を吊って自殺した。

娘は隣の部屋で寝ていたようだが、殺害には全く気が付かず、警報機の不具合で警察に通報し、事件が発覚した。

親子同居の2世代世帯で、傍から見れば睦ましい家族に見えたかも知れないが、内実は何が問題だったのか、まだ動機面が明らかになっていないが、深い相克があったのだろう。それが経済的な問題なのか、性格上の問題なのかまだ判明していないが、いずれにしても義父母を殺害し、自分も自殺する位だから、強い反目はあった。

30男が人を殺し、自分も自殺する程度にしか考えられなかった幼稚な男だが、この男にしても、誰か身近に相談する人はいなかったのか。離婚するなり、自分がこの家から出て行くなり、幾らでも解決方法はある筈だが、思いが至らなかった。これも又、社会の深い闇だ。孤立の孤独社会。