ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.14(金・晴れ)自衛隊墜落ヘリ、漸くの発見。青森放火殺人。



 

昨日このブログに「どうした自衛隊!」を載せて、遅々として進まない墜落ヘリの捜索を揶揄したが、1週間経った今日、8日目にして漸く海底に沈んでいる機体発見の報が入った。この先、更に時間が掛かって、世界の笑いものになる寸前の一歩手前のことだった。

 

常識ある人間なら、レーダーからヘリの機影が消えたその付近の海底、1-2キロの範囲を集中的に捜索すれば、1-2日内には発見できるだろう、と予測し、以前自分もこのブログにそのような記載をしたが、矢張り発見場所はその範囲だった。

 

何か良く分からないが、自衛隊の言い訳は、海底の地形が複雑で、サンゴ礁が入り組んでいて、ソナーでも探知できない、海流が早く、思わぬ方向に流された可能性もある、等々、発見遅延の言い訳を幾つか並べていたが、素人でも分かるおかしないい訳だった。

 

先ず、海流。墜落ヘリは浮遊物ではなく、重い鉄の塊だから、海面に激突すれば、直ぐにその場所で水没する。海流によって、どこか飛んでも無い方向に流されることはない。墜落場所を推定し、徹底的にその付近を捜索すべきだった。

 

次にソナーの点。ソナーは敵潜水艦を発見する為の音波探索装置で、基本的には水中の形状を正確に反映する筈だ。潜水艦とサンゴ礁の区別も付かないようなソナーなら、装備する意味はない。少なくとも自衛艦が装備しているものだから、通常の漁船が使っている魚群探知機などよりは、余程か精度が良い筈だ。海底の地形など判別できなければ、密かに身を隠した敵潜水艦など、発見しようもない。

 

今回の捜索責任者が誰だったのか知らないが、要領を得なかった。専門職が素人とも思える稚拙さだ。数隻のソナー艦がいたのだから、推定墜落地点の海底を一定の区分にセクションし、その数艦で、決められた範囲を徹底的にスクリーニングすべきだった。艦の数にもよるが、そのセクション区分は、精々、数百㎡、1ヘクタールもないだろう。そうして捜索すれば、1日で済んだ筈だ。

 

次に問題になるのは墜落原因だが、ヘリを引き上げた上での検証になるが、何故、救難信号を出す間もなく海面に激突したか、又、その後自動的に作動する筈のトランスミッターが全く機能せず、発見にこれ程までに時間がかかったのか、自衛隊は上記の発見遅延の経緯と、この墜落前後の異常作動について、国民に分かり易く説明すべきだ。

 

昨日未明、青森県六戸町で、最悪の放火殺人が発生した。放火された家の近くに住む92歳の高齢男が、自宅から灯油を持って深夜この家にやって来て、88歳の妹家族が住む家に放火し、その家族4人を焼死させ、自分も一緒に焼け死んだ。

この歳になってまで、何の怨念か・・。92歳まで長生きすることはなかった。最後の最後に地獄へ堕ちてしまった。因業としか言えない人生だ。