宮古博物館からほど近い場所にラーメン店があった。
沖縄で食べるラーメンとは思えない程、良い味だった。
最近の沖縄では、もうどこにも「将来２階」の建物は見当たらない。
次に向かったのは、島の東北にある池間島。
それ程大きくも無い宮古島博物館だったが、色々と見る所も多く、かなり時間を取って、館を出た時には既にお昼を回っていた。どこかで食事しようか、となったが、町中と違ってあちこちに食堂がある訳ではない。ネギさんがラーメン好きで、どこへ行ってもラーメンを食べたがる。スマホで調べた処、それ程遠くない場所にラーメン店があり、そこへ行くことにした。大体この島では食堂があちこちにある訳ではなく、行った処が皆車でやってきていて、入店も順番待ちの盛況。この辺りでは人気店なのだろう。
沖縄に来てラーメンとは異な取り合わせだが、出てきたラーメンはここが沖縄とは思えない程味が良く、サイドメニューでお願いしたハーフの餃子も出来の良いものだった。見た処、内地の出身者ではなく、沖縄の人が調理していたが、内地で修業したのかも知れない。ラーメン好きのネギさんにしもこの味だったら満足しただろう。
さて、昼食後次に向かったのは池間島。宮古群島は幾つかの離島が重なりあっていて、皆近い場所にあって橋で繋がれている。その一つが昨日下地空港から渡って来た伊良部大橋で、これは全国でもトップ１０に入る程の長大橋だった。これから行く池間島も橋で繋がっている。この辺りにある離島は大きなリーフの中にあるような離れ小島で、従って水深は浅く、橋もそれ程困難も無く建設できるのだろう。或いはまた人口の少ない離島であっても、沖縄振興策の一環として橋を架け、県民の歓心を買う意図もあるのかも知れない。人口過疎の雑種地のような市道を進んで行くと、目の前に池間大橋が出てきた。脚橋はそれ程高くがないが、見るからに長大橋だ。昨日の伊良部大橋に引けを取らない程の長くて立派な橋が目前に現れた。
池間大橋にやってきた。
ここも又伊良部大橋同様、長大橋だ。正面に池間島が見える。
池間島にやってきた。小さな島のようだ。
右手に宮古島も見える。
