牧山展望台から見る宮古の海。
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自分自身は展望台の上まで登れなかったので、代わりに大さんに写真を撮ってもらった。
遠方に伊良部大橋も見える。
確かに宮古の人々が誇りにする長大橋だ。
牧山駐車場からの200~300m程のスロープ状の坂道を登ってくるのが精一杯で、それから更に展望台への数十段の階段を登りきる余力は残されておらず、皆さんの「素晴らしい眺めだよ! 早く来なよ!」の呼びかけも上の空、階段の下にへたり込むように座り込み、カメラだけを大さんに手渡し、代わりに写真を撮ってもらうことにした。後で返却されたカメラの画像を見ると、確かに皆さんの感嘆は理解できた。足がこんなでなかったら、無理してでも上がってみるべきだったが、やむを得ないことだ。人間、老化には勝てない。
写真を見る限り、島の周囲は浅いサンゴ礁の海辺で、光の反射で淡くグリーン色に沈んでいる。その前方には宮古本島の街並みも見え、建物が混んでいる辺りは町の中心だろう。昨日見た平良港は島の反対側になり、ここからは見えない。いずれにしても平べったい島で、高い山のような起伏は全く見えない。自分はブラタモリ程地質に詳しくはないが、隆起サンゴ礁の島だろう。雨水が地下のサンゴで濾過され、それでこの島の焼酎が味覚に富んでいるのかも知れない。
再びスロープ状の坂道を下り降り、駐車場まで戻って来た時点で、飛行機出発までにはまだ時間がある。それでは、と、残った時間を有効に使おうと、この伊良部島巡りに行くことにした。小さな島だ、小1時間もあれば回り切れるだろう。再び元の道の駅まで戻り、島を周回することにした。
直接自分の目で見なくても、写真でも美しさは十分よく分かった。
遊歩道の周囲はジャングルのような樹木が密生している。
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牧山駐車場からは又元の道路を下り降りる。