巨大な水槽の地下の部分には綺麗な南国の魚が泳いでいる。
水槽の中には飼育員が入って、餌やりとか清掃をしている。
様々な魚が泳いでいて、見ていて飽きない。
全く魚達の天国のようだ。
初めて見るような魚が大半だ。
美ら海水族館は日本最大級の水族館で、巨大な水槽の中には大きなサメやマンタが沢山の小魚と一緒に争うことも無く、悠々と泳いでいる。小魚も又サメや巨大魚を恐れず、間近にやってきても逃げることもしない。海の中の共存、共栄いや競泳。魚同士はお腹を空かすことがないので、がつがつしていない。魚も厚いガラスの向こうに人間がいて、自分達が観察されていることも分かっているのかも知れない。時々ガラス際までやってきて、大きな顔や目玉を人に向ける。動物園の猿山や象園と同じで、そうして人を喜ばすことが、自分達の宿命と思っているのかも知れない。
色とりどりの南国のカラフルな魚を見たり、ゆっくりと岩礁を移動する海老や甲殻類を見ていると、全く飽きない。1月友人と宮古島へ行き、そこで海中公園へ寄って海を泳ぐ自然の魚を眺めたが、そことは規模も魚類の多彩さも比較にならない程にこちらの方が豊富だ。流石、自然の生態より人間によって管理された水族館の方が魚に取っては住みやすく、ユートピアかも知れない。
魚が綺麗で珍しく、見ていて飽きないと言っても、いつまでもここで見とれている訳にはいかない。この後のイルカのショーも見なければならないし、時間は限られている。地下の水槽は回遊式になっていて、順繰りに違った種類の魚のお部屋を見ながら、先に進んで行く。いつの間にか下の孫は先に行ってしまって、見えなくなってしまった。人の数が多いから、いつの間にか紛れてしまったのだ。
色々な海中生物の部屋に分かれていて、珍しい甲殻類も見ることができる。
ああ、イセエビのような海老もいる。
これは何の魚だろう・・
フエフキダイのような魚だ。
またまた綺麗な魚が泳いできた。