美ら海水族館には珍しい南方の魚が泳いでいる。
初めて見るような魚が多い。
熱帯魚のような魚だ。
珍しいクラゲのような魚だ。
あ、エイがやってきた。
マンタは沖縄の海に住んでいる。三角形の大きなヒレをゆらゆら揺らめかせて優雅に泳ぐ。実際自分にはエイとマンタの違いは分からないが、エイの一種かも知れない。沖縄では昔からマンタと呼ばれていた。その巨大なマンタがこの美ら海水族館にはいるのだ。他の魚を圧倒する大きさで、円筒形の巨大水槽を時計回りに周回している。テレビでは何回かその映像を見たことはあったが、こんな身近でこれ程大きな水槽魚を見たのは初めてだった。
ここ美ら海水族館は回遊式になっていて、円形状の水槽の周辺を回るようにして巡回し、最初は小さな窓の水槽に見える熱帯魚の部屋から最後は階段状の高みに上って、水槽全体が見えるような構造になっている。その高台のテラスから眺める巨大水槽には、正に巨大なマンタが悠々と泳いでいる。素晴らしい水族館だ。大小様々、多種多様な魚類が巨大水槽の中でお互いを攻撃することもなく、思いもままに泳いでいる。魚のパラダイスがここにある。
最後の高台テラスから水槽を眺め終わると、この水族館の出口になる。薄暗かった館内からは明るい陽光の降り注ぐ、沖縄の太陽の下だ。空調の利いていた館内から塩気を含んだやや汗ばむ外に出た。これから向かうのはイルカショーだ。水族館からは少し離れた場所にあるが、汗ばむ陽光の下での移動は気持ちが良い。沖合に伊江島も見える。懐かしい原風景だ。ショーが始まるまでにまだ少し時間があり、ゆっくり歩いて、イルカショー会場へ向かった。
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大きなジンベイザメだ。
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コバンザメもくっ付いて泳いでいる。
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ようちゃんも感動!
巨大なマンタがやってきた。
サメが子供のようにしか見えない。
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