ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.11(月・曇り)安倍派解体、自民沈没。

 

 

岸田が自身の延命を模索する中で、安倍派解体に動いている。土日の間、各派閥領袖と個別に面談し、その方向が話し合われたのだろう。昨日の朝刊には早くも安倍派全閣僚、全3役の総退陣、総入れ替えの記事が踊っていた。これからは安倍派が草刈り場になる。安倍チルドレンは現在3期目。頭目の安倍が暗殺され、後ろ盾のいなくなった50人は次の総選挙は風前の灯火だ。誰かの陣笠に入らないと、とても選挙は戦えない。

 

今日午前午後、衆参本会議、締めくくりの予算案質疑を行い、明日可決され、会期末を迎える。今の状態で選挙をすれば、自民ボロ負けは分かっている。解散総選挙は打てないので、このままジリ貧を待つしか方法はない。いよいよ支持率は下がり、沈没の一歩手前の浮き沈みだ。

 

この状況でキーパーテイは公明だ。今まで20年間、自民に寄り添い、夫唱婦随を続けてきたが、安倍以来の自民醜態にはもうホトホト愛想をつかせた筈だ。支えをポンと外せば、自民はスッテンコロリンとひっくり返る。今度は公明が中心になって、共産以外の野党を集合し、新たな枠組みを作ったらよい。それが先日亡くなった池田先生の意志だろう。

 

以前誰が考えたか、野党の自民党を政権に復帰させるために、積年の敵社会党と手を組んで、自社サ連立政権を組み、社会党村山委員長を総理にさせて見事に政権を奪取したが、今の状況で言えば、公明山口代表を総理に押しあげ、政権首座に躍り出る。山口さんは見識があり国を引っ張る胆力もある。そうした枠組みを考える政界の知恵者は誰かいないのか。

 

今のこの腐った政界、3世4世議員が半分以上を占める自民世襲政治を打破しない限り、日本の明るい将来はない。利権転がしの連中に国富がこれ以上奪われてはならないのだ。