ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(15)普陀山上陸。

普陀山の半島の上に立つ灯台を回るともう港だ。
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上海から何時間も離れた、こんな遠方の海に来ても、水はまだ赤茶けている。
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多島海と言えるほどのあちこちに小島が浮かんでいる。
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漸く島の建物が見えてきた。
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胸躍る上陸。
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出入港ターミナルビルの上に普陀山の文字が見える。
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普陀山を特徴づける大きな観音像が島の先端の岬の高台に建っていて、それは海上の遠くからでも良く見える。普陀は正しく観音霊場。フェリーはその観音像の立つ岬を左に見て、港へ入り込んで行く。複雑な入り江を持った島だ。

普陀港に着き、上陸すると、そこは大きな入出港のターミナルビルになっていて、この島に上陸する者は、すべて一様に160元、約2000円強の観光税を支払う。以前行った五台山でも山中の寺町全体が観光区域になっていて、南北に結ぶ道路の両端に入村ゲートがあり、観光税を取られた。正確な金額は覚えていないが、矢張り100元位は取られたと思う。日本でも京都とか奈良、一つの町全体が観光都市になっているような地域は、全体で観光税を徴収し、町で利用したら良いと思う。

さてターミナルを出ると、大きな広場の向こう側にホテル、旅館の案内人がずらりと並び、客引きをしている。当方も今晩の宿は予約していない。出たとこ勝負でこの島に来たが、いずれにしてもどこかに部屋をキープしなければならない。思案顔をしていると人のよさそうなおじさんが寄ってきて、中国語で話しかけてくる。当方を中国人と見てとって、中国語で部屋の宣伝をしているようだ。しきりにカラー写真など見せて、部屋の綺麗さをPRしてくる。

当方、「中国話 不明白、我是日本人的」と中国語で言って一旦は断ったものの、当方の中国語が通じなかったのか、尚もしつこく付いて来る。まあ、人も良さそうだし、部屋代も安い。どの道どこかへ泊まらなくてはならないし、部屋を探すのも面倒だ。であれば、このおじさんに付いて行くことにしよう。「了解、了解、対、対」と言って、その部屋に案内してもらうことにした。
 
 
 
 
ターミナル前の広場には沢山のバスが待っている。
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ターミナルビルへ急ぐ乗客。
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港で見つけた宿屋は、この公園を通って案内する。
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島内にはモダンなアパート(団地)もあった。
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案内されたのはこの団地の5階。
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団地の入口。
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5階の部屋の前で。男性が案内してくれたオーナー。
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