午後２時、安倍総理施政方針演説が始まる。経済再建、３本の矢、東北復興、強靭な強い日本、個人の責任、は良いが、僅かに２０数分、あっさりしたもので、アメリカ大統領教書が世界のマスコミ、政財界人の注目を集めるのに対し、この演説では、世界の誰も相手にしてくれない。
去年中国に抜かれたと言え、世界第３位の経済大国日本の総理の最初の施政方針発表としたら、随分貧弱だ。しかも目は広く外を向いているのではなく、内向きの国内問題だけだ。世界における日本の地盤沈下を象徴している。
前政権で病気とは言え、政権を途中で放り投げた反省の弁はあったが、だからこそ、今度の施政では前の轍を踏まないよう、慎重姿勢で終始したのかも知れない。外見、外貌、普段の言葉に似合わず、小粒な印象を世界のマスコミ人に与えたかも知れない。
彼の当面の念頭には、来月の訪米、オバマ会談にあるだろう。その第一弾として、明日から３０か月未満の牛肉輸入再開になったが、訪米までに島内をまとめ、ＴＰＰ加入を表明すべきだ。農業問題は国内問題として、別途考慮すべきである。３０年前、ウルグアイラウンドで見せた、解決方法もある。
兎も角安倍さんにはガンバレ、と声援を送るしかない。
しかし全体的には株式は順調で、カネ余りの資金がこれから市場に流れこむかも知れない。
武田、信用買いしていてどうにも株価が上がらず、去年３００株を現引きしていたが、ここへきて急騰。どうも米国で糖尿病薬が承認されたらしい。毎日１００円近くの上げで、いよいよ５０００円も目前だ。さて、幾らまで上がるか・・。７０００円までは期待が持てなくもない。
スイス在住の日本人夫婦、埼玉で死体で発見される。夫が５１歳、妻が４０代。金融家で、都内数カ所にマンションを所有し、外車も２台持っているという。年末年始、夫婦で日本へ里帰りし、日光へ芸能ショーを見に行くと知人の車で出かけ、そのまま行方不明になり、昨日死体で発見された。車も放置された状態で発見された。
単に物取りの犯行とも思えない事件、背景に何があったのだろうか・・。
