ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(22)シンガポールのインド人街へ。

アジア文明博物館を出た前は、マリナ―ベイに面する高層ビル街になっている。
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植民地時代の建物を改装し、パビリオンにしている。
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最高裁判所の横を通り、セントラル駅へ。最高裁のモダンな外壁。
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地下のフードコーナーには日本のラーメン店も出ているが・・。
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シンガポールだからという訳ではないが、昼飯はイタリアンにしておこう。
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1階から4階まで様々なアジア文明に係わる貴重な展示物に溢れた「アジア文明博物館」を出ると、まだ日は高い。さて、これからどこへ行こうかと思案したが、この町にあるインド人街へ行くことにした。嘗てのインドシナ半島は、中国とインドのせめぎ合いの場であったが、前世紀の植民地時代が始まる大分以前から、中国の勢力が増し、印度は放逐されるような形になっていた。

しかしここシンガポールに関しては、同じ英国植民地という共通点があったかも知れないが、印度の橋頭保はまだ残されていて、いや、逆に植民地間という半ば自由な移動が制限されていない為か、むしろ勢力を増したのかも知れないが、立派なインド人街が存在している。同じインドシナ半島でも、フランス植民地であった国々には見られないことである。

今出てきたばかりの「アジア文明博物館」にしても、日本のコーナーはごく僅か、文化文明として存在していたとも思えない程の貧弱な扱いだが、この両国に関しては、多くのスペースが取られていて、展示物も豊富に陳列されていた。東からやってきた中国文明と、西のアンダマン海マラッカ海峡を渡ってやってきた印度文明がこの岬の街で融合し、開花しているのが、今のシンガポールかも知れない。

一旦地下鉄セントラル駅まで戻り、その地下のフードコーナーで昼飯を食べ、リトルインデア駅に向かう。インドシナ各国の首都の中で、印度人だけが集まってコミュニテ―を作っているのはこの町しかないだろう。そうした期待通り、駅のホームを駆け上がり、地上に出た風景は正にリトルインデアの様相であった。
 
 
 
地下鉄駅から地上へ出ると、そこはもうインド人の街。
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印度人の店にインド人の買い物客。
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どこからともなくインド風の匂い、マサラの匂いが漂ってくる。
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カラフルな彩色で中国には見られない色彩。
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どこを見てもインド人だらけ。
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