本日東証大納会。今年1年の取引を終了した。今日は大納会だから午前の立会いで終了すると思っていたが、午後3時まで目一杯市場は開いていた。前場終了時点で61円高だったが、3時の終値は112円高の16,291円まで値を伸ばした。東証1部出来高は29億株、売買代金は2兆2000億円、9連騰は2009年7月以来で、16200円乗せは2007年11月以来となる。値上がり数1492銘柄、値上がり数は僅かに217銘柄。圧倒的な上げ潮相場で本年を終了した。
さて、今年の1年はアベノミクスに尽きる。円を大量に増刷し、市場から国債を大量に買い入れ、多量の円を市場にばら撒いた結果、20年間デフレ経済に喘いでいた産業界が円安効果と相俟って息を吹き返し、市場も敏感に反応した。本年年初、僅かに1万円台そこそこのニッケイ平均が、約1.5倍、6000円もの上昇率は41年振りのことであり、世界で最もパフォーマンスが良かったのは東京市場だった。安倍氏が総理に復帰して以来、世界のマネーが東京に集まっている感じである。東証1部時価総額も458兆円まで増加した。
アベノミクスで恩恵を受けたのは海外のハゲタカファンドのみならず、国内のママちゃん投資家、即ちMrs.Watanabeも例外ではなく、この1年、投資家であれば、猫も杓子も大人も子供も誰でもが利益を得ることができた。これぞまさに「上げ潮」で、皆等しく利益を享受する、お金がお金を生む、ということで、つい1年前までの、皆が皆等しく貧乏になっていく、最悪のデフレ経済下では想像もできなかったことが、この僅か1年の間にアベノミクスにより達成できた、ということに他ならない。
市場経済に多少なりの知恵と経験のある日本人であれば、この1年、大きな利益を得たことは間違いないことであるが、さて他人はともあれ、当方のパーフォーマンスも大きく伸びた。東証平均が1.5倍の成長を遂げたのに比し、当方個人の実績は、年初の約1000万の株式時価総額が、今日の終値は2800万を越え、実に2.8倍、安倍氏が総理になる以前の去年の秋口には僅かに700万円台だったことを想うと、4倍に相当する増加で、当方もアベノミクスを最高に享受した一人と言えるかもしれない。
今日の終値によって、当方の現物評価損は150万円まで減少し、信用の評価損は僅かに25万円までに低下した。つい1ヶ月ほど前には200万円を越える含み損を抱えていたことを想うと、全く天国と地獄の面持ちである。
FXもこの1年、順調に利益を上げ、つい2週間程前、欲を出してユーロを売りかけたが、予想に反し、ユーロ高が止まらず、結果、金曜日には145.50銭で3枚ロスカットを受け、合計26万円の損失を被ったが、年間を通じてみれば、300万を越える利益を出していた、まあ、自分の能力から言えば、遜色ない結果と言えた。
問題はニッケイ225の先物で、11月下旬の開始早々、2週間で早くも189万からの利益を上げたが、少し甘く見た結果、ラージを大幅に売り、結果、この2週間の、先に見た9連騰に翻弄され、大きなマイナスを作り、
ラージで25枚、82万のマイナス、ミニで95枚、54万のプラスで、結果、28万のマイナスで終了したことは来年への教訓としなければならない。
具体的な数字を今年末の記録として、下記に留めて置く。
株式時価総額:28,154,700円(評価損1,575,348円)
年間実利:+10,307,707円
信用取引、買い分:33,736,200円
売り分:3,409,200円
信用評価損:ー250,131円
信用率:50%、追証まで9,350,906円
FX:
ユーロ:+92,139円
豪ドル:+2、865、968円
ランド:+65,600円、
トータル:+3,023、707円
225先物:
ラージ29枚:-818,270円
ミニ95枚:+541,520円
トータル:-276、750円
さて、株式の方は源泉されているから心配ないが、FXの方は確定申告。これから税金の工面が大変だ。