台風２１号が東北へ抜け、朝の小雨が午前中に上がり、晴れ間が出てくる。数日振りの晴れで洗濯日和。
昨夜からの引き続きの選挙のニュース。定数１０減の中での自民解散時同数は、立派な勝ちだ。それと立憲の大健闘。希望の票を食った感じだ。それにしても小池のあんな騒動、小池劇場が無く、野党が共闘していれば、自民の総数３割だから、与野党は逆転の可能性もあった。
乗せられた前原が迂闊だったのか、小池の一人よがりがぶち壊したのか、今回の最大の戦犯はこの二人で、自民に座して漁夫の利を与えてしまった。
しかし、今回の選挙で見えてきたことは、安倍政権がかなりうまく経済運営をし、日米基軸の外交もうまくやっていた筈だが、国民の目にはそう映らず、自民がどんな良い時でも３割程度の集票能力しかない、という事だ。だから、もしも経済、その他何かでちょっと躓いたら、途端に３割以下になり、政権交代は十分可能になる、という将来の可能性だ。その為には、野党は大同小異を捨てて、選挙の際の協力が不可欠だが、そうした西郷なり高野、容堂のような幕末のオーガナイザーが今の野党にいるかどうかだ。
兎も角小池のような目立ちたいがりやは、希望の党首を辞めてもらい、希望自体も解体した方が、すっきりするかも知れない。
東証、先週金曜日に１４連騰で、５７年前の記録（１９６０年１２月）に並んだが、今日は又値上がりし１５連騰。新記録を打ち立てた。自民圧勝で、この先の更なる景気向上を見込んでの外国勢の買いが入っている。年末を前に既に２１，６００円。アナリストの予想をすべて覆しての動意だ。この先、恐ろしいことが起きなければ良いが・・
