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日々の連続

四国霊場・徳島編(4)極楽寺余韻。

太子御手植えの長命杉は樹齢1200年。
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大師堂に向かう参詣者。
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本堂は石段を上がった正面にある。
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四国霊場の多くのお寺がそうであるように、長い年月の間に火災に遭ったり、兵火に見舞われたりして、創建当時の状態をそのままの形で今に残している例は少ない。この極楽寺も戦国時代、土佐の長曾我部に焼き討ちに遭って、堂宇はことごとく焼け落ちたが、その後、江戸時代になって、藩主蜂須賀により再建、復興され、現在に至っている。

この寺の本尊は阿弥陀如来であるが、弘法大師がこの寺で修業した際、その満願の日に阿弥陀如来が現れ、大師はその姿を刻んで、寺の御本尊にした、と言われている。この御本尊は現在重要文化財に指定されている。又、山号は日照山と言うが、それはこの阿弥陀如来の放つ光が遠く鳴門の海まで達し、夜も海上を照らすので、日照山と呼ばれるようになったとのことである。

この境内の大師像は子授招福大師と呼ばれているように、安産、子育てで有名なお寺で、江戸時代は多くの参詣者を集め、赤ちゃん、子供関連のお地蔵さんや、置物などが良く目についた。



お札が沢山かかっている。安産祈願だろう。
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ここの庭は奇麗だ。
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