ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.4.(水・晴れ)天に唾する者、中村医師殺害。

 

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人の姿、格好、言葉を話していても、全く人ではない、悪魔の化身が世の中にいる。彼らとは考えも意思疎通もできない。人の形をしているが、人ではないからだ。

今日、アフガンの神、仏と慕われた中村医師が彼ら悪魔の化身に殺害された。73歳。自分と同じ歳だが、アフガン国にとって、計り知れない利益をもたらした救世主だ。同じ年齢でも、意思が強ければ、こうした生き方もできる人が身近な日本人の中にもいた。

いつ、命を失うか知れない危険極まりない地域へ、人々を救済する為に、自身の命も顧みず飛び込み、今日果てた。素晴らしい日本人とは言わない。素晴らしい人間だ。彼のような人にこそ、ノーベル平和賞が与えられるべきだったのだ。日本政府は、先日物故した中曽根さんと二人に、追贈すべきだ。日本人の誇り、人類の誇り。悪魔に敢え無く命を奪われたが、彼の功績は永遠にアフガンの地、日本人の心の中に思い出されるだろう。中村哲先生。

 

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