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横峰寺駐車場付近から見える石鎚の山並み。
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石鎚の山頂は特定できなかったが・・。
- 結局、星が森が分からず、そのまま下山した。 眼下にダム湖のような人工湖のような湖が見える。 この湖は有名な湖の筈だが、名前は緒も出せない。
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石鎚山山中にある横峰寺を後に、次に向ったのは山の麓にある香園寺。駐車場を出る時に売店の小母さんに星が森の鳥居の場所を聞き、この駐車場を下った直ぐの場所にある、と言うので、注意して車を走らせたが、それらしき標識も見当たらず、通り過ぎてしまったようだ。この狭い山道を又引き返すのも面倒で、途中、眺めの良い場所に車を止め、周辺の山容を眺める。国の史跡、鉄の鳥居を見ることは出来なかったが、17年前、石鎚登山の際に眺めた山並みを思い出すには十分だった。
有料の林道を下る間、数台の車と交差したが、これから参詣に向かう巡礼者だ。そう言えば、駐車場で川崎から軽でやって来た巡礼者とも出会った。東名を通り、明石海峡を渡ってやって来た、とのことだった。歳は自分よりは10歳ほど若く、何か、商売をしている感じの人だった。このコロナ禍で仕事もなく、一念発起やってきたのだろう。幸に山道で行き交う車も多くなく、狭い坂道でのバックもなくて、無事、広い県道に出る。石鎚山の麓の里に出て、人家も増えてきて、暫く進んだ山際に次の霊場、第六十一番香園寺はあった。
広い境内の奥の正面に異様とも思える程の大きなコンクリートの建物が見える。最初は何かお寺ではなく、全く別の場所へやって来たのか、との錯覚もした。その正面の横長の大きな建物は、博物館とか美術館、コンサートホールのようにも思えた。境内を進んで行くうちに、矢張りここはお寺の境内で間違いなく、入り口付近には幾つかの石碑、石仏なども建っていて、左側にはプレハブのような建物に納経所の看板も出ていた。とすると正面の大きなコンクリの建物が本堂なのか・・。何かお寺ではなく、現代アートの本堂を見る感覚だった。大きな建物の正面には焼香台があり、煙はもうもうとしているが、中は見えない。他の参詣者を見ていると、建物右側の外階段へ向かい、2階へ上っていく。2階に何かがあるに違いない。自分もその外階段へ向かい、2階に上った。
石鎚の山道を下り降り、次にやって来たのはたのは麓にある第六十一番香園寺。
鉄筋コンクリート造りの巨大な本堂だ。
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正面の焼香台の奥には、何もないようだ。
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広い境内で、木陰に幾つかの御堂が建っている。
右手に2階に上る外階段がある。行って見よう。
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