ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場最後の巡礼(70)高松駅構内杵屋にて最後のうどん。

夕食を食べに再び高松港へ向かう。

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高松貨物港。

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高松駅2階はレストラン街になっている。

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近郊線の電車はそれなりに多い。

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さて、今回巡礼の最後の夕食、どこで何を食べようか・・。市の中心部、アーケード街に出るのも良いが、このコロナ禍で、どの町の中心街も夜になると火の消えたように人気が途絶える。ホテルからはそれ程遠い場所ではないが、アーケード街まで出て、食べ物処を探すのも面倒だ。先刻行った高松駅は人の出入りも多く、駅ビル2階はレストラン街になっている。そうだ、駅まで行って、最後の夕食、讃岐うどんも悪くない。

 

先刻の裏道を通って高松駅へ。夕刻のそれなりのラッシュアワーで、改札は僅かに5つ6つしかないが、電車が着くと数十人の乗客がわっと改札口に集まってきて、吐き出されて行く。今はどこでも自動改札だから、駅員の姿は見えない。一団が過ぎ去っていくと又元の静けさが戻るが、時々、電車の出発に間に合うように、駆け足でやってくる乗客もいる。昨日泊った坂出とか琴平に帰るのだろう。皆近い場所にあり、電車に乗れば1時間もかからない。

 

駅ビルの規模は徳島の方が大きく、確か5階建て。地下には大きな土産コーナーがあり、更に駅ビルの横には高層のJRホテルクレメントが併設されていた。こちら高松は2階建ての駅ビルで、1階にはコンビニを兼ねたような土産コーナーもあるが、徳島とは比べる程の広さもない。2階がレストラン街になっていて、5-6店舗取り取りのレストランがあるが、エスカレーターを上った正面に杵屋があり、当然ながらここに決めた。

 

杵屋は大阪発祥のうどんチェーン店だが、その初代経営者が若い頃、大阪からこの高松に毎月のようにやってきて、うどんの製法を学び、それを活かして大阪でうどん店を起業したとか。であるから、高松の人々にとっては、杵屋の発祥の地はここ高松と自慢している。全国杵屋で提供するうどんは、讃岐のうどんだと。

 

四国巡礼最後の夜。最後の夕食を讃岐うどんで締めた。弘法大師は讃岐で生まれ、中国伝来のうどんは、大師が数々の仏像、経典、仏具、作法、等々を招来したが、自分は多分饂飩も大師が持ち来ったのではないかと。だからこそ讃岐にうどんが根付き、今やうどん王国となっている。最後の晩餐は多少気張って天ぷらうどん。美味しく頂けた。

 

駅改札は自動化されている。

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駅2階にはうどんの名店「杵屋」があった。

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最後の晩餐は定番の讃岐うどんにした。

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高松駅、夜のホームと高層ビル。

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