星砂ビーチで女性ドライバーの東山さんに写真を撮ってもらった。この左手の陸地に星野リゾートがある。
かなり広いビーチではあるが、人は誰もいない。
サービス精神旺盛な東山さんに写真を何枚も撮ってもらった。
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車に乗って、最終目的地白浜港に向かう。
殆ど手つかずの自然の景観だ。
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星野リゾートの前の浜辺、星砂の浜は砂が茶色がかっていて、タイの浜辺でよく見た真っ白の砂浜とは違って、びっくりするような綺麗さはない。同じ星砂の浜は竹富島にもあったが、綺麗さを比べたら竹富島の方が上だろう。女性ドライバー東山さんと言ったか、サービス精神旺盛で、写真を1枚お願いしたら、浜辺をバックに何枚も撮ってくれた。ここが彼女のサーフィンのホームグラウンドで、浜への愛着も強いのだろう。
星砂浜辺を出て少し進むと浦内川に差し掛かる。随分広い川幅だ。河口近くで、海と混じり合っているのだろう。沖縄は本島を含めてもさして大きな川はないが、この浦内川は全長20キロ近くもあり、沖縄最大最長の川だ。その川べりにはマングローブが自生している。日本でマングローブの自生林が見られるのは奄美大島以南の亜熱帯地方に限られるが、この浦内川のものが最大だ。2年前奄美を旅行した時、瀬戸内町からの帰りに国道沿いに自生するマングローブ林を見たが、その時以来だ。マングローブは熱帯亜熱帯の汽水域にしか自生しない。沖縄ではヒルギと呼ばれている。石垣島にも空港へ行く途中の宮良川河口付近に見られるが、それは12年前に一度見たことはあった。
この川と海が混じり合った汽水域に3隻のカヤックが浮かんでいる。波も流れもほとんどない水面をゆっくり動いている。アドベンチャーツアーでやって来た人達だろう。このコロナ禍でも、Natureが好きな人々は、どこへでも出かけて行って、余暇を楽しむ。先刻通り過ぎた星野リゾートも休業中のホテルのようにも見えたが、ごく少数の限られた人々が滞在しているのかも知れない。そうした贅沢も出来ない自分は、東山さんに路上に車を止めてもらい、ほんの少し車内からこの浦内川の自然を眺め、写真を撮り、目的の白浜港に向かった。
目的地に着く手前で浦内川の橋を渡る。川にカヤックかカヌーが3隻浮かんでいる。