ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.10(木・晴れ真夏日)JOC経理部長は矢張り自殺だったのか・・。

f:id:commodore:20210610175235j:plain

 

東京地方は3日連続の真夏日。北海道でも今日は30度を超える真夏日。梅雨はまだ先だ。今年は空梅雨で終わるかも知れない。昨日の野川も一部はワジになっていた。

 

7日、月曜日朝発生したJOC経理部長、森谷さんの地下鉄ホーム事故は、冷静に考えれば、自殺が妥当だろう。朝のラッシュアワーを過ぎた時間とは言え、衆人環視の地下鉄駅で、人を突き落として殺害に及ぶという方法は、余りにも迂遠だ。殺すならもっと別の方法があり、他人に知られない方法もあるだろう。事故を事件と言い張るのは、サスペンスドラマの見過ぎであり、現実的でない。現実は小説の中の様にはことは運ばないのだ。

 

遺書があったかどうかは不明だが、今のところは無いと報道されている。これがホーム上の立ち眩みとか、足のもつれ等でよろめいた結果の事故なのか、自身から身を投げての自殺だったのか、まだ尚判然としない面もあるが、52歳の社会的に責任ある立場の人間が、危険を察知する能力は備わっている筈で、線路上に転落するような危険な場所を歩くことも無いだろう。

 

自殺にも幾つかのパターンがあり、強い意志で飛び込んだのか、或いは逡巡の結果、よろめくように入り込んだのか、ホームにいた時間、ホームにいた時の行動、等々が明らかになっていない現状、どういった心理状況で死を覚悟したのか、自分には分からないが、自殺するからには悩みはあり、その悩んだ末の解決方法が自ら命を絶つことだった。

 

家庭環境は不明だが、彼は名門校県立浦和高校を卒業し、法政大学を卒業後、国土計画に入社し、その後JOCに転職し、現在に至った。真面目な性格と言われているので、現在の要職まで昇ってきたのだろう。

彼の悩みが家庭上、或いは個人的な痴情問題にないとすれば、職務の上での悩みとしか考えられない。それはこの事件の3日前の土曜日夕方、TBS報道特集でJOCの杜撰な会計処理に関し、匿名でインタビューに答えた内部通報者が彼と推測されているが、それが近因だったのか。しかし、それにしても余りにも短兵急だ。土曜日の放送からまだ3日も経っていない。この3日間、もっと端的に言えば、日曜日の中1日の間に、急激な心の変遷が行われ、家族すらにも相談や、言い残すことなく、死んで行ったのか・・。最初の動機は内部の不正を告発しようと、敢えてマスコミに訴えたが、その心持は180度返還されて、自ら命を絶つことになった。

 

名門浦和高校は東大入学率も高く、多士済々、各分野で活躍している卒業生が多い。52歳と言ったら、今一番脂が乗っている年齢層だ。彼と親しくしていた同級生もいるだろう。そんな中の一人でも、何が彼を自殺に追いやったのか、浦高の持つネットワーク等を利用してでも、彼の死の真相を突きとめてもらいたい。無駄な死として葬られてもらいたくない。

 

f:id:commodore:20210610175317j:plain