ちゃおチャオブログ

日々の連続

宮古の4日間(16)久松五勇士の記念碑へ。

ホテルの同じフロアの空き室のドアが開いていたので写真を撮る。丁度自分が泊ったセミダブルの部屋だ。

 

ツインの部屋はこんな感じ。

 

ホテルは町の中心の港に近い場所にあるが、以前の古い住居の跡が残っている。

 

この通りの直ぐ先は平良港で、太平洋かシナ海のどちらかが見える。

 

 

昨夜は酒断ちして、今朝は気分も爽快だ。前日二日酔いでグロッキーになったボヘミアンさんも大さんも、昨日1日ゆっくり休んだせいか、今日は体調を取り戻し、全員参加の島内観光となる。と言っても、自然の景観以外は特別行って見たいような場所も無い。この島では嘗ての戦いも無く、従ってグスク、お城と言ったような歴史的建造物も無い。そもそもこの島にはゆっくりのんびりする為に来たのであって、島の観光案内とか、ガイドブックなどは全く見ておらず、そもそもそんなガイドなどは空港にもホテルにも置いてなかった。ここへ来る人はゴルフかダイビング。最初から来島の目的は決まっているのだ。飛行機で座席に隣り合わせた中年の夫婦も、ゴルフ目的だった。

 

さて、朝食を食べ、ネギさんの部屋に行き、今日の行程を検討する。その前に持参した血圧計で、彼の今日の体調を計って見ると、何と、上が200を越えている!こりゃ、ダメだ! 緊急入院を要する高数値。本人も真っ青になっている。但し、当方持参の血圧計は廉価版で、正確性に欠けているのかも知れない。兎も角、帰ってから自宅での精度の高い血圧計で計ってみて、其れでも高かったら、人間ドッグを受けるとのこと。しかしまあ、原因は大よそ分かっている。二日間、浴びるように飲んだ酒のせいだ。今晩酒断ちすれば元に戻るだろう、と慰め、取り敢えずは島内巡りに出ることにした。

 

この島に詳しい稲さんと相談し、最初に向かう場所は「久松五勇士」の碑のある場所にした。去年、稲さんと石垣島へ行き、島の最北端、伊原間(いばるま)の浜辺で、この久松五勇士上陸の地の石碑を見てきた。今度はその宮古島の出発地点を見て来ようじゃないか、とそこへ向かうことにした。観光資源の乏しいこの島では、観光整備も余りされていない。尤も、「久松五勇士」と言っても、明治時代の過去の人で、人々の記憶の中からも失われてしまって、ましてや内地からやって来た観光客が、わざわざこんな場所へ来ることもないのだろう。道路標識も出ていなく、大体の方向を定めて向かったのだが、どうも大回りして、宮古空港の方まで出て、仕舞には付近の郵便局で聞いてみて、漸く探し当てた状況だった。方向的には町の中心、平良港に近い場所にあり、ぐるっと大回り、3倍以上の距離を走ってやってきた。

 

個人の住宅の玄関にはブーゲンビリアが満開に咲いている。

 

住宅の隣にも、こうした祈りの場所がある。礼拝、祈りの場所、ウガンだ。

 

島内をグルグル回り、漸く久松五勇士、出発の場所にやってきた。

 

この茂みの中に五勇士の碑がある。