ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.3(木・晴れ)倒錯家族。

 

 

明日発売の週刊新潮に札幌首切り殺人の犯人、田村瑠璃の記事が出る。おどろおどろしいタイトルで、「生首を弄ぶ女酒鬼薔薇」、人形フェチ瑠璃の遺体崇拝」と出ている。

確かに、殺人だけでなく、殺した相手の首を切って持ち去るなどの行為は、テレビ報道番組に出ている刑事経験者、犯罪学者にしても過去、そんな事件は無かったと言っている。首を持ち去った理由について、犯罪専門家も一様に首を傾げていた。

明日の週刊新潮を読めば、理由はある程度分かるかも知れない。が、今日のニュースで週刊誌報道を裏付ける警察発表があった。

持ち去った首は自宅2階のふろ場に置いてあったが、そこで、生首を弄んでいる動画があることが判明した。手袋をした人物が首を持ち上げ、それを家族の誰かが動画で撮影していた。少なくとも、ここには家族の二人が介在し、もう一人は横で見ていたかも知れない。

殺人だけでなく、その殺した相手の首を弄ぶ。倒錯した精神構造だ。著名な精神科医の一家がこんな倒錯行動を取っていた。

隣に潜む深い闇。この住宅は札幌市郊外の住宅地にあって、3階建てのリッチな建物だ。同じような建物が3-4棟並んで建っている。この事件以前、この家族は、ごく普通の生活を送り、隣人関係も悪くはなかっただろう。29歳の娘も、普通に挨拶していたようだ。

おぞましさを通り越した醜悪事件。人間の心の底に潜む、深い闇を垣間見た。