チェンマイ駅前の火炎樹に最後の別れを告げ、列車に乗り込む。
キオスクで買ったビールでまず一杯。
チェンマイ駅を列車が出て行く。
外も漸く陽が暮れてきた。
通路の反対側の乗客。外人女性も一人いる。
いよいよ今回の旅行も終わりに近づいた。今晩チェンマイを出る夜行列車に乗って、バンコクで2泊すれば、タイともお別れ、帰国の途につく。兎も角、今日はこの夜行に乗ることが出来て良かった。昨夜は長距離バスターミナルで、バンコク行きのどのバスも満席、とのことで一時は途方に暮れたが、列車があることを思い出し、昨夜のうちにチケット買えて、一安心した。これでチェンマイに置いてけぼりされずに済む。
バンコク行きの2等寝台は下のベッドが500B,上が400Bだが、2等は既に売り切れ。1等寝台の881バーツ、約2700円はVIPバスよりもかなり安い。安くて安全で、安心できるから鉄道の旅も良いだろう。夕方6時50分にチェンマイを出て、12時間後の朝7時にバンコク・フアランポン駅(สถานีรถไฟหัวลำโพง)に到着する。と言ってもこれはタイムテーブル上(ตารางรถไฟ ) のことであって、タイの列車程時刻の当てにならないものはない。だから、列車ではなく、バスが好まれている由縁かも知れないが。
夕暮のチェンマイを出ると、もう直ぐにも日が暮れる。この辺り山間部で人家も無く、町の明かりも見えず、漆黒の闇だ。長距離バスはあれ程混んでいたが、列車の方はそうでもない。4人掛けの席には同行者もなく、一人走り去る窓外を眺める。暗闇の外を眺めていてもしょうがないので、食堂車へ出向く。途中でランプーン(ลำพูน )、ランパーン(ลำปาง )の町を通り過ぎるが、窓の外は良く分からない。
3年前、スラタニ(สุราษฎร์ธานี)からバンコクまで夜行で来た時、食堂車で愉快な退役大佐と一緒になり、5-6本のビールを飲んで楽しいひと時を過ごしたが、今日の食堂車ではそうした乗客もいなく、チャーンビール1本飲んでそのまま客室へ戻ると、もうベッドが作られていた。ごとごと気持ち良いレールの振動に身を任せ、いつの間にか深い眠りについていた。
バンコク行きの2等寝台は下のベッドが500B,上が400Bだが、2等は既に売り切れ。1等寝台の881バーツ、約2700円はVIPバスよりもかなり安い。安くて安全で、安心できるから鉄道の旅も良いだろう。夕方6時50分にチェンマイを出て、12時間後の朝7時にバンコク・フアランポン駅(สถานีรถไฟหัวลำโพง)に到着する。と言ってもこれはタイムテーブル上(ตารางรถไฟ ) のことであって、タイの列車程時刻の当てにならないものはない。だから、列車ではなく、バスが好まれている由縁かも知れないが。
夕暮のチェンマイを出ると、もう直ぐにも日が暮れる。この辺り山間部で人家も無く、町の明かりも見えず、漆黒の闇だ。長距離バスはあれ程混んでいたが、列車の方はそうでもない。4人掛けの席には同行者もなく、一人走り去る窓外を眺める。暗闇の外を眺めていてもしょうがないので、食堂車へ出向く。途中でランプーン(ลำพูน )、ランパーン(ลำปาง )の町を通り過ぎるが、窓の外は良く分からない。
3年前、スラタニ(สุราษฎร์ธานี)からバンコクまで夜行で来た時、食堂車で愉快な退役大佐と一緒になり、5-6本のビールを飲んで楽しいひと時を過ごしたが、今日の食堂車ではそうした乗客もいなく、チャーンビール1本飲んでそのまま客室へ戻ると、もうベッドが作られていた。ごとごと気持ち良いレールの振動に身を任せ、いつの間にか深い眠りについていた。
車内の様子。
座席の表示。เตียงล่าง(テイアン・ラーン)は下段ベッド。
車掌がチェックにやってきた。
食堂車で。รถเสบียง(ロト・サビエン)。
3年前のスラタニからバンコクへの列車の中で乗り合わせた元退役大佐。食堂車で思いっきりビールを飲み、列車代よりも高くついてしまった。