ちゃおチャオブログ

日々の連続

さまざまなタイ旅行(77)列車の中の夜明け。

熟睡と言うか、安眠から目が覚めると、東の空が明るんできていた。
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広々とした平原を走る。
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太陽が昇って来た。ロッブリ―の辺りか・・。
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東の空に陽が昇って来た。
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あの遠くの山並みはロッブリ―に違いない。
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昨夜は向かいにも上の段のベッドにも乗客がいなくて、一人で寝台ルームを占拠して眠りについたから良く寝られた。前日のチェンマイ長距離バスターミナルのあの混雑様、帰省客のUターンラッシュに、一時はバンコクに時間通り戻れるだろうか、との心配もあったが、この夜行列車の透き具合はウソのようだった。尤も2等寝台だったから、これ程透いていたのかも知れないが。

周囲のざわつきに目が覚め、窓の外を見るともう夜明けに近い。東の空が薄っすらと明るんできている。平原を走る列車。黒ずんだ大地がずっと東の方向に向かって広がっている。気が付かない間にいつの間にかピサヌロークを通り過ぎていたようだ。大きな駅だから乗降客も多かった筈だが、そうしたざわめきには全く気が付かなかった。

今はもうロップリーに近付いているのだろうか。黎明の中にゴツゴツした山肌が見えてきた。ロップリーを特徴づける岩山。あの麓にはエイズ僧院があり、多くのエイズ患者が隔離生活を送っていた。僧院の入口には日本にあるのと同じハマユウが白い花を咲かせていたが、中に一歩入ると、広島の原爆記念館に入った時のような心の厳粛さを感じた。

その岩山に今朝日が当たり、ロッブリ―市内を通過する列車は幾つかのけたたましく鳴り響く踏切の警鐘音をあっと言う間に後ろに送り、写真を撮る間も無く街中を通過し、又再び平原を走っている。次に停まる大きな駅はアユタヤだが、去年の大洪水ではもうこの辺りから浸水で水没していただろう。列車から見る限り、そうした傷跡はどこにも感じられなかったが・・。

チェンマイでも又何人かが降り、寝台車両の乗客も半分以下になり、ほぼ定刻7時、列車はバンコク中央駅フアランポンに到着した。「หัวลำโพง」(フアラムポーン)。タイ通いをしてもう6年。この駅に何回来たのだろう。この駅を出て、この駅に帰る。今回の旅行も漸く終わりに近づいてきた。

(注:「หัวลำโพง」は「サンザシ」のことで、ライチや杏に似たリンゴを小さくしたような果実。漢方薬にも用いられる。)
 
 
 
 
 
タイの豊かな農耕地。
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ああ、今ロッブリ―の駅だ。車両に「ร.ฟ.ท.」の文字が見えろ。
タイの国鉄、「รถไฟไทย」(ロットファイタイ)のマークだ。
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今、アユタヤの駅を通過する。
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朝7時。約12時間かかって、漸くバンコク駅に到着した。
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กรุงเทพ(グルンテープ)-เชียงใหม่(チェンマイ)線だ。
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