ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行(59)ラグーナ州の市町村を通過。

マニラからパグサンハンへは約2時間、ラグーナ州の町村を通り抜けて行く。
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ここはマニラの南部にあり、州の真ん中にラグーナ湖がある。
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フィリピンでも今や、ローン社会だ。金融経済に突入している。
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この州は国の中では比較的豊かそうな地域だ。
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売り子が来たので、ここラグーナ名物のスイーツを買う。
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バスが高速道路を降りてからも街並みは続く。戦後まもなくの頃、多くの外人、とりわけアメリカ人が日本へ来るようになり、そうした外人の何人かが東海道線に乗り名古屋、大阪まで行くこともあったが、沿線に切れ目なく続く家並みに、驚き、東京から大阪までの一大メガロポリスと錯覚したような人も大勢いたが、ちょっと町を出れば直ぐに草原や荒地、自然の景観が広がる米国人から見たら、そんな錯覚に捉われるのも当然だったかもしれない。

今自分がバスの中から眺めているここフィリピン・ラグーナ州の街道沿いの街並みは、多分、昔の米国人が東海道沿線風景を眺めて感じたものと同じような感覚なのかも知れない。昨日も書いたが人口爆発のフィリピン。経済成長率と同じ位に高い比率で毎年人口が増え続ける。近代文明の利点が人口増加と言う形でこの国に現れている。いや、フィリピンだけでなく、新興発展国はどこでもそうだ。農業生産が増え、経済が豊かになり、潤いも生まれる。その良い結果としては人口の増大であるが、悪い一面は、内乱、内戦、諍いだ。人々の自我と欲望がそうさせている。貧困からの一揆ではなく、支配欲からだ。

ここラグーナ州は首都マニラに近いせいもあって、比較的豊かで、州の真ん中にはフィリピンで一番大きな湖、「ラグーナ湖」があり、従ってここの州名はその湖から名前が採られているのだが、湖の周辺には多くのリゾート地があって、マニラの金持ち階級の別荘地なども散在している。州の壽民は、そうした金持ち階級からの余沢を受けているであろうし、今の処、人々はそうしたフィリピンの特権階級との二重構造には、表立った不満は現れていない。楽天的なのだからか、今の自分の生活に不満がなければ、金持ち階級を羨ましがっても始まらない。

パグサンハンへ行くまでに幾つかの小都市を通過するが、そのどの都市も結構な渋滞で、急速な経済発展の中で、通行量も増え、増加するモータリゼーションにインフラが追い付いていけない、との現状を示していた。そうした人口2-3万人程の都市部を通過し、時々左手にラグーナ湖が見えたりしたが、漸く草原に出て、前方に富士山型の恰好よい山が見え始めると、終点のパグサンハンである。マニラからここまでの所要、約2時間である。



甘い、ビスケットで、案外美味しく、お土産にも買って行く。
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何か所かドライブインにも夜が、必ずあるのが、地元のハンバーガーショップ、「Jollibee」。
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マニラを出て約2時間、漸くパグサンハンの川に到着した。
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いやー、すごい水草の量だ。
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この川の上流に滝下りがあるが、行き方が分からない・・
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