ちゃおチャオブログ

日々の連続

成都の3日間(23)四川火鍋店での昼食後「武候祠」へ。

これから市内の有名火鍋店「徳庄大飯店」に入る。
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四川火鍋は中国の中でも有名だ。
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激辛の調味料もあるが、当方、程々にしておいた。
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ツアーの皆さんも満足げだ。
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昼食後、武候祠に向かった。正面はチベット街。
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成都市内のほぼ中心部に近い場所にある火鍋店「徳庄大飯店」にやってきた。この店が市内の有名料理店かどうかは知らない。高々3万円程度の旅行代だから、一流店でないことは確かだろう。レストランは2階にあり、広いホールには大人数で囲めるような円テーブルが10数脚も置いてあるが、昼時でも、我々が来る以前には2テーブルが占拠されていただけだった。この店はランチではなく、夜が賑わうのだろう。

我々28人のグループは3組のテーブルに分かれ、これから四川火鍋の昼食だ。火鍋料理は中国各地にある。何時ごろから流行り出したのかは知らないが、20数年前に来た時は無かったと思う。通常は数人のグループでテーブルの真ん中に置かれた鍋を囲み、何種類かの野菜と肉を入れて、みんなで和気あいあいと鍋をつつく。中国版すき焼きのようなものだが、店によっては一人用の「火鍋」も置いてある。当方、直近の一人旅は去年のお正月、中国南部を旅行した時で、ベトナムとの国境の町東興で一人用の「火鍋」を食べた。それはお湯が沸騰している鍋の中に順繰りに具材を入れるのではなく、最初から全部の具材が鍋の中に入っていて、鍋が煮詰まるのを待つだけの、日本の吉野家なおで出される一人用「すき焼き」と同じ方式だ。

今日の火鍋はそうした一人用ではなく、多人数で鍋を囲む本格的なものだ。しかも本場四川と来ている。火鍋の由来は良くは知らないが、単に火を使う鍋料理だからというのではなく、その調味料の火の出るような辛さ、熱さにあるのであって、従って「火鍋」と命名されたのだと思っているが、そんな中でもここ四川は辛さ抜群、爆弾のような辛さだ。目から火が出る!

鍋が煮立って、それぞれ小鉢に摂り入れる。適宜辛み調味料を足して、辛みを付ける。程よい味だ。流石に四川火鍋、本場だけのことはある。野菜も肉も肉団子もきし麺のような平麺も美味しく頂く。鍋を囲む人数の割に具材が少ないのか、それ程長い時間もかからず鍋が空になる。ツアーではなく、身内の集まりだったら、追加の具材を頼むのだが、ここは団体。決められた範囲で終わりにしなければならない。皆さん、満足顔で店を出る。

店の隣にはちょっとした土産店があり、マイクロバスが来るまでの少しの時間、立ち寄って買い物などをする。何人かのツアー客も同様だ。添乗員が案内する土産ショップは大体が割高で、こうした街中の土産店の方が、安く買える。ツアー客は皆大体そうした事は知っている。暫く買い物時間を費やし、迎えのバスがやってきて、さて、これから次の目的地、「武候祠」に向かった。



さて、これからいよいよ武候祠に入る。
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ここは三国志「蜀」の国、劉備玄徳、諸葛孔明等が祀られている史跡だ。
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今回旅行の目玉である。
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さて、中に入りましょう。「漢昭烈廟」と書いてある。何の意味だろう・・。ここは昔は「蜀漢」と言われてはいたが・・。
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1300年前の歴史の古里へ足を踏み入れる。
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