ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場・徳島編(31)第十六番観音寺に参詣する。

今日2番目にやってきたのは、同じ国府町にある第十六番観音寺。
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立派な山門だ。
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山門を入った直ぐの正面の本堂は現在修復中だ。
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奥の以前の古い本堂に向かう。
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第十四番常楽寺を後にして、次に向かったのは同じ町内、国府町にある第十六番観音寺。バスに乗って、ほんの直ぐの近い距離にある。お寺の名前にある通り、ここの御本尊は観音様だ。大師がこの寺を巡錫し、千手観音を刻み、安置した。元々は行基菩薩が創建した聖武天皇勅願寺だったが、お大師の巡錫後、名前を観音寺と改められた。

立派な山門を入ると、本来は正面に本堂があるのだが、現在修復工事中で覆いがかぶされていて、その横に古い以前の本堂があって、そこでお参りする。山門の入った直ぐの所に鐘楼があり、その前の大きな槇が奇麗に刈り込まれている。比較的小さなお寺で、目立つのは山門と鐘楼、それにこの槇の木位だが、ただここには大師の筆跡を刻印した光明真言の印があり、1500円支払えば、白衣に刻印してくれるとのことである。いつもお経の最後に唱える光明真言、おんあぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに はんどま じんばら はらばりたやうん。

これは真言宗の名前の元になった真言だ。空海が唐で学んだ密教真言だ。自分には何が何かさっぱり分からないが、以前オーム真理教の麻原彰晃が唱えていたマントラだが、彼はいか程その意味を理解していたのか・・。この3日間、各札所で般若心経を唱和してきたが、その最初と最後に真言を唱える。先達にその意味を聞いても、意味は分からないという。その意味が分かるのはお坊さんか、研究者位で、我々は有難く唱えれば良いとのお達しだ。成程、そういうものか・・。



左、旧本堂の前には大師堂がある。
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それ程広くない境内だが、目を惹くのは鐘撞の前の槇の木だ。
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随分見事に刈り込まれている。
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何人か白衣に大師真筆の光明真言の印をもらい、この寺を後にする。
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