テレビも新聞もソレイマニ司令官と報じているが、彼は元々はスレイマンと呼ばれていた。マスコミがいつからソレイマニと呼びようになったかは知らないが、どこの社もスレイマンとは呼んでいない。
スレイマンは昔からイランの英雄だ。革命隊のリーダーで、国民からも信頼されていた。その英雄をトランプは残酷にも無人機で暗殺した。その結果がどうなるかは全く考えずに、単に自身の自己利得の為だけに暗殺した。今日の東証450円からの下げは、今朝のイランからの米軍基地へのロケット弾打ち込みで、すわ開戦か、と慌てふためいたファンド主導で売り浴びせられたからだ。
昨日の国葬には数百万人の国民が集まり、混乱が生じ、40数人の会葬者が事故で亡くなったという。数百万とは100万人を越えてはいるが、数えきれないほどの群衆だ。米国大統領が突然死しても、これ程の国民は集まらない。中国天安門の騒動でも、これ程多くの人民は集まらない。スレイマンはそれ程多くの国民に慕われ、その死が悼まれたのだ。トランプはそうしたイランの国民感情など全く考慮せずに暗殺のゴーサインを出した。全く後先考えない男だ。