少しゆっくり起きる。バスで県庁前まで。その向かいに興福寺がある。南円堂にお参りし、今回最後の御朱印を頂く。直ぐ下に猿沢の池が見えるが、石段を上り下りするのも大変でそのままバス停まで戻る。丁度良く唐招提寺行のバスが来たので、それに乗って向かう。２０年か３０年ぶりか・・。当時は俳句に興味を持っていて、芭蕉の句、若葉して御眼のしずく拭わばや、に引かれこの寺にやって来た。今回は３度目だ。
今回は、瓊花（けいか）の花を見る為にやって来たのだが、６月ごろが開花期と聞いてきたのだが、開花は既に終わって、それを見ることのできる中興堂も閉じられていて、中には入れないとのこと。いつもは連休中に解放されていて、その時は丁度の開花期とのこと。入寺料が１０００円も掛かり、京都の５００円と比べ、倍も取っているが、ここまで来た以上、やむを得ない。
直ぐ近くに薬師寺もあるが、前回も行っているので、今回はオミットし、そのまま西ノ京に出て、西大寺へ。先月、安倍元総理が凶弾に倒れた大和西大寺駅前ロータリーを見る。今は交差点の形状も大きく変わっている。
交差点前のビル地下でランチ。一旦近鉄奈良駅まで出て、商店街を眺め、そのままホテルに戻り、２時２０分のリムジンバスで伊丹へ。４時着。飛行機までには３時間以上もあるが、疲れたので、もうどこにも行きたくない気持ち。
７時半の飛行機が到着便の遅れで出発が１０分以上遅れ、帰宅したの１１時になった。３日間の巡礼を終了した。
