ちゃおチャオブログ

日々の連続

#闘病記

由美子、難病SLEとの戦い(25)由美子の死。

残念です。 糟糠の妻ご逝去、心よりお悔み申しあげます。 由美子さん、立派な人生でした。 自分の世界を大事にし、生活を家族を大切にし精一杯生きました。 病に負ける・・・慙愧に堪えぬ事なれど、黄泉への旅立ち誠に無念・・・ 大層頑張りましたね。よく耐…

由美子、難病SLEとの戦い(24)先に逝きし人々。

43年前の結婚式にも来てくれ、今度の四十九日にも来てくれる里島さん夫婦は、由美子が病気になった最初の時、これから転勤でドイツ駐在に行くとのことで、離日直前に夫婦二人して病院へ見舞いに来てくれた。だが奥さん広美さんは10数年前、急死した。滝…

由美子、難病SLEとの戦い(23)最後の別れ。

暫くして夕食が運ばれてきた。ベッドを斜めに起こし、食べさせてやる。こんな状態で明日からどうなるだろう・・。でも今まで数々の困難を乗り越えてきた。完全看護の病院だ。何とかなるだろう。嚥下が難しく、喉につかえたりしないように少しずつスプーンに…

由美子、難病SLEとの戦い(21)半日退院。

亡くなる前日の土日、当初は外泊も考えていたが、又体調が悪化してきて、外泊は無理なので、2日間の外出に切り替わった。それも最初はタクシーで帰る予定だったが、それも無理になり、介護タクシーでの帰宅になった。しかも二日間の予定が本人からの希望も…

由美子、難病SLEとの戦い(20)退院への淡い希望。

そんな時、一人で手押しでトイレに行った時、ドアの開閉の時にバランスを崩し転倒した。臀部を強く打って、腰の骨まで衝撃が及んだのだが、レントゲン、CT検査の結果では骨には異状なしと診断され、湿布薬だけの治療となった。しかし腰の痛みはいつまで経…

由美子、難病SLEとの戦い(18)最後の入院。

去年のお正月には娘夫婦もやってきて、皆で1.2キロ程離れた近所の神社にお参りにも行ったが、今年の元旦にはそれも出来ず、娘家族だけで行ってもらい、二日目に二人で神社の入り口、鳥居までは歩くことができた。去年は3歳の孫と一緒だったが、今年はそ…

由美子、難病SLEとの戦い(15)最後の日々。

この悲痛な叫びのような文書に対してのその後の病院からの回答はなかった。 にも拘らず由美子はその後も、つい先月亡くなるまでの長い間、秀和病院での 入退院、透析治療を継続してきた。由美子の最後の、この遺言のような手紙に 対し、病院関係者、担当医…

由美子、難病SLEとの戦い(14)続・病院への手紙

更に幾つかの指摘事項があり、その内容は難しく専門的なものであるが、最後 に文書は以下のように結ばれていた。 「ステロイドは強制的に身体を分解して糖にして出してしまいます。身体の蛋白質をどんどん分解して、合成の方には働いてくれません。これまで…

由美子、難病SLEとの戦い(13)病院への再質問。

この頃由美子は既に弁護士に相談していたようで、弁護士作成の2006年9月4日付下記書面を準備していた。恥ずかしながら、自分にはこうした医学的知識は殆どなく、弁護士のアドバイスを受けての病院との折衝は知らなかったことで、自身の不明を恥じるのみ…

由美子、難病SLEとの戦い(11)病院への手紙・続。

途中から腎内科(透析科)に変わり、若い主治医に『ここ数年SLEは落ち着いている事、症状は熱や腸には出たことがないことを話し、ステロイドを減らすよう』働きかけましたが、主治医の上の先生の治療方針を変えることは出来ないらしく、12月16日、東…

由美子、難病SLEとの戦い(10)病院への手紙。

今ここに訴訟前の数枚の文面がある。日時不明ではあるが由美子から昭和医大藤が丘病院の医師に宛てたもので、結局この手紙自体は投函されなかったようだが、要約すると以下の内容である。 「毎年冬には1回位ウイルス性の胃腸炎を起こし、それは2-3日で治…

由美子、難病SLEとの戦い(8)再発。

裁判は3年以上続いたが、このような医学的知見もない情状書面が国を相手の裁判で斟酌される余地もなく、一審は敗訴した。本人は尚諦めも着かず、東京高裁に控訴したものの棄却され、更には最高裁まで上告したが、門前払いとなった。当時は厚労省年金不払い…

由美子、難病SLEとの戦い(7)地裁裁判長宛ての陳述書(続)

由美子が看護学校に入学した時、その勉強のすさまじさには大いに驚きました。毎日の予習復習、試験前の徹夜での勉強、レポート書き、並みの大学生以上の勉強量でした。寝食を惜しむ位の勉強量で、私は、少しくらい手を抜け、単位を幾つか落としてもいいじゃ…

由美子、難病SLEとの戦い(4)国、労災裁判へ。

しかしそうした誇らしげな人生も長くは続かなかった。症状は再び悪化し、東京医科歯科大への再入院となった。心配していた自己抗体が腎臓に悪さを働くようになり、腎臓の機能が低下して人工透析を受けざる得ない状態に陥ったのだ。 その間、彼女の思いもあ…