補陀落渡海への旅
天台寺駐車場に面したアーケードに中々綺麗なホテルがあった。 案内されたホテルは充分広く、贅沢な造りだった。 いやー、ジャグジーまで付いている!中国のホテルでジャグジー付に泊まるのは初めてだ。 テレビもネットも付いている。 ホテル内の調度品も高…
寧波バスターミナルで早目のお昼を食べる。 車内用にリンゴも買って行く。 寧波を出て約3時間、高速道、整備された山道を走り抜け、盆地の町、天台市に到着した。 天台バスターミナルも中々モダンだ。田舎町も殆どRenewalされている。 天台周辺の路…
寧波にある東バスターミナル。 ここは街の郊外、新市街地の中にある新しく出来たバスセンターだ。 何か奇を衒うオブジェなどある。 正面玄関も立派なものだ。 内部も広々していて、綺麗さは中国の常識を越えている。 寧波のような人口300万~400万の大…
フェリーは岱山の港を離れて行く。 海岸際には大きな建物も建っている。 昨日接岸していた漁船群が見える。 今日は海上が霞んでいて、写真が良く撮れない。 いよいよ岱山との別れだ。 又近隣の島が見えてきた。 一昨日、補陀山から高速艇に乗って寧波まで来…
岱山島の案内図。島は台形のこんな形をしている。 島の案内図の拡大写真。 昨夜泊まった「住宿」の入口。 ホテルの前の食堂。 こんな感じの朝食で済ませた。 丁度雨が降ってきて、傘(ベール)を差して走る自転車タクシー。 ホテル横にある長途バス待合室。 …
公衆浴場を出ると、外はもう既に夜の闇が降りていた。スイカの行商人は、夜まで頑張っている。 田舎町にしては、夜景は綺麗だ。 小さな島の町と思っていたが、中々どうして。 前方に海鮮屋台の明かりが見える。 ああ、美味しそうな香りも漂ってくる。 夕方開…
岱山波止場付近では、カニ漁のネットが大量に仕入れられている。 波止場に運ばれて、開梱を待つネット。 ネットがドンドン漁船に積み込まれていく。 果てしない数のネットだ。 漁はこんな感じのカニで、日本のワタリガニと変わらない。 波止場でゆっくりして…
島内をぐるぐる回る循環バスがあって、便利だ。 町へ戻る途中に見えた建物。カジノのような感じの建物だ。 途中下車し、波止場に出る。 いやー、凄い数の漁船だ。 ああ、船には皆カニのネット、カニ駕籠を積んでいる。 これから出漁するのか、帰って来たのか…
「東沙角」。目の前に太平洋、東シナ海が広がる。 ああ、この海は九州五島まで繋がっている・・ どこか備前牛窓の海を思い出す。 ああ、石組みの家が芸術的だ。 あけっぴろげの民家が開放的だ。 中を覗くと近所の主婦がマージャンに興じている。 海の水の色…
大通りを更に進み海岸に向かう。 昔の倉庫のような建物もリニューアルされている。 この町では全体に新しい街造りが行われている。 路地にも貧しさは感じられない。 ああ、何か記念碑もある。 海のゲート。 この岱山島の東の端は「東沙」という集落になって…
東沙のメインの通りの入口には、こうした古いボタンとか、繕いの小物が売られていた。 路上では地産地消の産物が販売されている。 元々は漁村だけあって、魚が多い。これは太刀魚に似た魚だ。 石もちとか、日本にもいる様な魚も売られている。 ああ、建物の…
長途バスターミナルに掲げられていた島の案内図。楕円形をした感じの島だ。 フェリー運航表もある。寧波までは105キロ、杭州までは260キロの距離がある。 取り敢えず、明日朝一番の寧波行のチケットを購入して置く。 島内を廻る公共バスの路線図もあっ…
岱山に近付いてきた。 高層ビルなども見えてきた。 街の騒音も伝わってくる。 ああ、こんな島にも大きな宗教施設がある・・ 漸く島に上陸した。 舟山市郊外のターミナルから乗船したフェリーは定海を進むこと約1時間、多種多様な形の島を左右に見送って、漸…
一度見えかけた青い海も又茶色の海に戻ってしまった。 海と島原が続く。 島の間近を通ることもある。 これは又かなり大きな島だ。 この大きな島が岱山だろうか・・ ああ、高速船が走って来る。 海の水の色が日本近海のような青い色をしていたら、この海、定…
ここ三江客運中心は舟山市の郊外にあり、寧波から来るバスと各島に渡る中継地点になっている。 地元の銀行の大きな広告板が出ている。簡体字で「慶祝浙江民泰商業銀行」と出ている。どうもこの近くで支点がオープンしたようだ。 さてこれから又フェリーに乗…
舟山高速自動車道は幾つかの島を縫うようにして結んでいる。 かなり大きな長大橋もある。 大きな島、小さな島が一本の高速道で結ばれている。 中国の近代化には目覚ましいものがある。 前方には又新たな長大橋がかかっている。 明石大橋よりも大きくて長い。…
寧波を出たと思ったら、もう一つの川、姚江を渡る。 こうしてみても寧波は凄い発展だ。 ああ、河口が見えてきた。 道路際の幼稚園。 子供達は国籍を問わず可愛い。 ああ、ここにも自動車販売店がある。今中国はモータリゼーションのまっただ中。 バスの中か…
寧波バスターミナル。これからバスに乗り込む。 ターミナル内に掲げられているスローガン。 昨日も気が付いたが、この町はスローガンが多い。上が「創建文明城市」、下が「正しい食事、毎日の運動、禁煙限酒、心を平安に」と、うたっている。 ああ、又あった…
寧波「鼓楼」の前はこの町一番の大通りになっている。この先が寧波駅。 昨夜宿泊した駅前ホテル。 ここの2階が部屋。広くて清潔で、値段の割には良かったが、夜苦娘に急襲されたのが付録だったが・・。 ホテルフロント。 部屋の料金表。確か150元位だっ…
寧波鼓楼の前の広場にやってきた。 ああ、これは立派な湖楼だ。 3層の重厚な建物だ。 しかも城壁の上に立っていて、下が城門になっている。 最上階の塔屋まで入れたら全部で5層か・・。一番上に今の時計が掛っている! 城門を潜り旧市街へ入ってい見る。 …
月湖公園を出て「鼓楼」に向かって歩いて行くと、前方に見慣れない石造りの建物が見えてきた。 どうも中国風でないと思ったら、高麗交流館となっている。 ああ、そうか、これは明の時代の領事部の後を復元したものか・・ 中々立派な建物だ。 近くにはこうし…
これから又月湖公園の南半分の様子を見に行く。 綺麗に整備された公園だが、北程は散歩客が少ないようだ。 ここでもまた何人か、踊りのようなことをしている。 いやー、随分綺麗な公衆トイレだ。 広場を抜けると目の前に月湖の南半分が広がっている。 月湖公…
月湖の中の月園の光景。 池に面する建物。歴史が感じられる。 月園を出て行く。 遊歩道にもジョギングする人が見える。 毎日散歩に来ても飽きない公園だ。 ホテルからはもう3キロ以上は歩いてきただろう・・。清掃された綺麗な街路を歩き、「月湖公園」にや…
月園の中にも月湖とは別に又大きな池がある。 この池は釣り堀になっていて、池全体が回廊で結ばれている。 池を取り巻く回廊の屋根。 営業用の釣り堀で、釣り糸、網等セットで貸してくれる。 50元と高いせいか、余り繁盛していないようだ。外の無料の池端…
月園の優れた庭園が続く。 こうした庭園が無料で供されるとは中国も良い国だ。 これなども由緒あり気な四阿だ。 ああ、凝った入口もある。 同じ公園でも日本と違って、遊び、ゆとりが感じられる。 ああ、公園の中にこんなお洒落な喫茶室もある。 あれ、こん…
朝食を終え、更に先に進んで行くと、前方から賑やかな音楽が聞こえてくる。 近くまで行くと人々が音楽に合わせ踊りを練習している。 躍っている人たちの奥には何か歴史建物がある。 「月園」という由緒あり気な建物だ。 石灯籠に向って運動している人もいる…
竹州キャンパスから遠方に月の像、ミューズ像が見えている。 湖の反対側は霞んで見える。 墨絵のような世界が広がっている。 「竹州」の道路を隔てた側には、第二中学校の本校舎がある。まるで大学のような規模だ。 キャンパス入口付近には外国留学斡旋の看…
湖畔に沿って歩いて行くと、古風な建物が見えてくる。 近くへ寄ってみると学校のようだ。 ああ、浙江省寧波第二中学校と書いてある。 ここは「竹州」分校のようだが、随分広い島、キャンパスだ。 ああ、良い竹林公園になっている。 ああ、女子中もあるのか・…
月湖は、このような細長い形をしている。 公園入口には巨大な大理石像が立っている。 ああ、これは又斬新な彫刻品だ。 遠くのビルも春の靄に霞んでいる。 ああ、釣りをしている人がいる。 ああ、大勢の人が釣りを楽しんでいる。 月湖にやってきた。この公園…
運河があるのも如何にも情緒的だ。 ああ、白鳥か鷺も飛来してきている。 掃き清められた歩道が続いている。 歩道上には花壇も作られている。 何の標語だろう・・。「この街は更に美しく(美麗)」と書かれている。 駅前ホテルを出て、駅に沿って歩き、日本人…